【アパレル】ガールズマーケットの今後の未来!?

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アパレル

アパレル特集として今回のお話は、ガールズマーケットに焦点を当てて話していきたいと思います。

そもそもガールズマーケットと言うフレーズは109系とも言われる、当時一世風靡をした渋谷にある109というファッションビルがとても活気があった15年前(2005年)くらいがちょうどピークでしょうか。初売りセールなんかは前日の夜から並び始めて2,000人並ぶ何て当たり前でOPENも繰り上げて8時か9時に繰り上げOPENした瞬間に一斉に福袋目掛けてお目当てのブランドまでまっしぐら!w

初売初日は1日の売上が3千万という時代もいまや遠い昔に感じますね。 当時はカリスマ店員という憧れの職業のひとつでした!カリスマ店員がブランドを出すというオシャPという言葉もあったくらいです!

代表的なブランドでいうと【ココルル】【エゴイスト】【ミジェーン】【ANAP】【アルバローザ】等数えきれないくらい2005年頃は沢山のブランドがありましたね!しかし、今残っているブランドはエゴイストとANAPくらいでしょうか。

ギャルの衰退とファストファッションの台頭でドンドン109系ブランドは衰退していきます。さらにコロナというとんでもない脅威がさらに今後のガールズマーケットを、いやもといヤングガールズマーケットの未来が激変する事になるのです。

現在のマーケット事情

当時は、ガールズマーケットがファッションビジネスの中心にいるくらいに色々な事がヒューチャーされて、いました。それも時代の流れで衰退傾向にあります。

要因としては、トレンドの変化や価格競争でファストファッションの台頭、当時多店舗展開ビジネスが主流でしたが、近年ECのマーケットが急成長しているのに対して、多店舗展開で不採算店舗が増えてしまい、販売スタッフが非常にすくない中で、1店舗あたり2名〜4名抱えなくては運営出来ない状況に陥っています。

現在のアパレルにおけるEC化率は平均13.5%でございます。
とはいえ、売上高だけみるとガールズ市場では、まだまだ売上高が高い上場している企業があります。
バロックジャパンリミテッド 売上高710憶
ANAP 売上高 売上高62憶
上記、2社はガールズマーケットで上場している会社ですね。一見みるとバロックジャパンのEC化率は約13% ANAPは約50%で売上高は違えどもEC化率がこんなにも違うとは明らかに、バロックジャパンは多店舗展開をし過ぎているのが要因で今後は厳しくなる可能性は否めない状況でしょうか。
上記の内容を簡単に言うと【多店舗展開をしていると、採算がとれなくなると固定経費が圧倒的に上がり赤字になる】ことなのです。
ANAPは早々に109から撤退してECに力をいれました!まさに時代に合った戦い方をしていると思います。

今後のガールズマーケットの行く末

今は、インフルエンサーがブランドを出して客層にあったニッチなブランドが強烈に出てきています。例えば、お水ブランドの【emiriawiz

オフラインイベントで、POPUPをやれば、キャバ嬢たちが朝から行列が出来るほどになるくらい人気です!

いまや、カルチャーがそのままファッションに繋がる時代なのでしょう。100憶ブランド1つ作るよりも、少人数で1つ5億を20ブランド作った方が成功しますね。それもリアル店舗は1店舗で価値を高めるか店舗無しで、シーズン4回POPUPとしてオフラインイベントをするのが今の時代のやり方でしょう。

間違いなく、今はECの時代です。どれだけECに特化してやるかとSNSやYouTubeを駆使して尚且つ、カルチャーに沿ってブランディングするかによって変わってきますね。

ただ、ガールズマーケットが衰退している中で、生き残る事が出来れば、逆にブルーオーシャンになりうる事ができるかもしれません。

15年前だったらルーズソックスはほぼ9割の女子高生が履いていたと思いますが、今、ルーズソックスがまた流行ったとしても3割しか履かないでしょう。それぐらい時代が変化して個性を大事にする若者が大多数です。でもこれはファッション全般に言える事ですが、昔のファッションの楽しみ方は個性でした。そうなのです。時代は回るのです。ただ時代にあったマーケットへの打ち出しが必須だと感じます。

でもこれだけITが特化した時代だからこそ、本当に求められるのはリアルなコミュニケーションだと筆者は思います。

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