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アパレル社員からのフリーランスまでの道のり〜①

私が、就職してからフリーランスでやっていく物語を今回はお話したいと思います。

目次

はじめての就職


2007年頃の事です。私が初めて就職した先は、東京の渋谷にある演出のイベント会社でした!そこはファッションショーからブランドのパーティーだったりを生業としている会社です。

なぜそこにはいったの?

そこは、世界のブランドのファッションショーを昔はやっていて、(当時はパリやミラノでファッションショーやっていた)とても華やかな世界だなっ!とココロ躍らせながら自分も演出家になりたいっ!と一大決心!

ですが、、、

初日からやらかしてしまったのです。。。それは何とっ!親知らずが極限に腫れてしまい。。。歩くのも困難な状況に。。。会社に連絡したのですが、始業時間にはまにあわず。。。皆さんカンカンに怒っていて、でも私はジンジンに歯が痛くまともにしゃべれない状況に。

ふぁいしゃ(歯医者)に行かせてください!!!

昼休みの時間にいってきなさい!

食事もまともに食べる事が出来ない状況だったので、大変な社会人初日を迎えたのです。しかし、1歳年上の先輩だけが優しく私を包み込んでくれました。

ここまでは序章です。初めての仕事内容をご紹介。

演出の会社の初めての仕事

社員人数は9名。社長(世界的な演出家)と社長秘書、演出家その2、ディレクター、経理、アシスタント3名。

まず、マックが支給されました。マックを使っていなかった私は非常に苦労しました。フォトショ?イラレ?まったく訳が分からい状況とはこのことです。

挨拶メールやら、雑務やらで時間が過ぎていきました。

しかし。。。20時を過ぎたあたりから

【ちょっと来て】と3歳上の先輩に呼ばれました。(アシスタント②)その先輩から言い渡されたのが、台本の製本をしてほしいとのことでした。その数、100冊で100ページ以上。これを製本して明日の朝の9時までに完成してくれとの事。

ん?それってどうゆうこと?終電までには終わるの?そんなことを思いながら、黙々とやるしかないって思いひたすら製本してました。

お気づきでしょうか?夜の8時に仕事を振ってくる所業。。。そして近々な締め切り。そうなんです。こいつは、上司に諂い後輩に仕事を平気で投げるクソの極みだったのです。当然朝の4時までかかってやっと終わりました。その先輩(アシスタント②)は何故か手伝いもしないでただ寝ていたのです。今思うと、その先輩は後輩の為に残って手伝い、自分は朝までやりましたよアピールをしていたのではないかと思います。。。表と裏の顔を見事に使い分ける天才でもありましたね!!!

辞める事になったきっかけ。

そうとうなキャラが強い人たちがわんさかいました。特に演出家その②は完全体でございました。※この話は別で書くことにしますね!

なんだかんだバタバタと1か月が経過していました。ほどよく仕事にもなれて(この1カ月休みはありませんでした)あらたなプロジェクトが立ち上がりました。それは、世界的有名なブランドのファッションショーを都内の百貨店で行うとのこと。

プロジェクトメンバーは、私と1歳違いのやさしい先輩(せんぱいその③)それと、元々この会社にいたディレクターの方でした。

そもそも、演出家とディレクターってなんなの?もうっ!!

この業界での演出家というのは、プロデューサー的な立ち位置で、ディレクターは進行責任者という立ち位置でしょうか。

 

その3人でやることになったのですが、そこは何とシャネルのジャパン社とのやり取りでした。まさにこれだっ!と思っていた私はやっと華やかな仕事が出来るっと意気揚々でモチベーションがMAXになってました。まずは、シャネルのジャパン社へショーで使うサンプルをPICしにプレスルームへ!

丁重にサンプルを引き取り、シューズはパッキン(梱包材)へ入れている時っ!

キャーーー!その入れ方辞めてくださる?

ん?どうされたのですか?

そうなんです。靴箱を縦に入れると事はラグジュアリーブランドではNGなのです。必ず縦に入れます。なるほどっ!と思いつつ、プレスの女性の厳しい視線がとても痛いのですぐさま脱出したかたった思い出です。。。

その他は、モデルの選定や会場の打ち合わせ、図面の確認、スタイリスト、ヘアメイクや照明や舞台業者の手配等事前には様々な段取りがあります。

2日前から現場入り。まず、舞台さんでショーのステージを作って1日目は終了。。。終わるのは深夜の4時。2時間だけ寝ます。。。そこから照明や音響の確認をして夕方からリハスタート。って感じでほぼ寝れません。

私は、2日目の時にちょっとした時間に目が閉じてしまいました。。。

コラァーーー!!!

次寝たら、〇ろすからなっ!!!

そうなんです。3日間は絶対に寝れないのです。3日目には何故かテンションがMAXまで跳ね上がっています!!!ショーの興奮と寝てないテンションが合わさり、ショーが終わった時にはおかしなテンションになってます!!!笑

 

全てが終わり、せんぱいその③と一緒に事務所に戻って片付けをしておかしなテンションのまま【買い物に行こう!!!】と言われ、トイレで用を足している時に何故か私はそのせんぱいその③の股間の画像をカメラに抑えて、業務終了報告を送ってしまったのです。。。。

今思うと、とんでもない事をしでかしてしまったものです。

この時はまさかあんな大事件になるなんて、想像も出来なかったんです。

三ヵ月でのスピード退社

先ほどのせんぱいその③の股間事件を引き金に最初は、みんな笑っていたのですが、先ほどご紹介した演出家その②が怒涛の怒りを見せたのです。

 

それが、私にでは無く、何故かせんぱいその③に火の粉がいったのです。そうなんです。演出家その②せんぱいその③の事が大大大嫌いだったのです。

私としては、元々自分の責任でこうなったので、【先輩では無く、私が悪いんです】と訴えのですが、最終的にその先輩はやめる事に。

せんぱいその③【元々、辞めるつもりだったし、演出家その②とは無理だわっ!そして労基に駆け込んでやる!!!君はまだ頑張った方がいいよ!】

えーーーーーー!

私は、罪悪感に苛まれました。私に最後にせんぱいその③に出来ること。。。

 

そうだっ!送別会だ!!最後にみんなで送り出そう!!!

せんぱいその③の送別会が開かれなかったので、自分で開催しようと思い、出来ないイラレを駆使してフライヤー作りを作成して演出家その②含め社長以外にフライヤーを配りました!!!

そうしたら、皆さん喜んで【やってやろー】と歓喜の渦に飲み込まれました!!!せんぱい③も喜んでくれて、とても良かったです!

がっ。。。!

演出家その②【なんであんな奴の送別会なんで行かなあかんねんっ!だろーー?お前ら??

その他アシスタントですよね!行くわけないっす

え….?お煎餅を焼くより早い手のひら返しやん…!

私、次の日に辞めました。

まとめ

さくさく転職した会社を書こうとしたのですが1社、1社が濃かったのでスターウォーズ風にエピソード式にして書こうと思います。

今回書いたファッションショーの演出の会社はとても仕事内容は面白かったんです。外人モデルのおっぱおがショーの時に見えるとワクワクしていたのですが、実際見たらショーの裏手って戦場で何時間も見てるともう、ただの脂肪って感じでした。笑

やっぱり癖がないとクリエイティブな発想とかも出てこないのでしょうね!

次の会社に続く。。。

こちらのいきなり35歳からのフリーランスへの挑戦もご覧ください。

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