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激安ファッションブランドのSHEIN(シーイン)の人気の秘密を中学生でもわかる説明

最近巷を賑わせている人気のファストファッションブランドともいえるでしょう。

「SHEIN」が3ヶ月間常設の『SHEIN POPUP OSAKA』開催決定! “SHEIN FOR ALL”に沿った5つのエリア、9つの試着室、800点のアイテム展示

2022年10月22日(土)~2023年1月27日(金)にて開催いたします。

このように、大阪:心斎橋でPOPUPを開催する程に。

そもそも【SHIEN】って何?

SHIENとは2008年にアメリカので設立されたファストファッションブランドです。
※ファストファッションとはH&MやZARAなどのロープライスなブランドです。

よく中国で設立されたとありますが、中国にあるので勘違いしている方もいるでしょうw

上記は本当は中国人で創業者は元SEO のエンジニアの許とう人物。
許は1984年、中国黒龍江省生まれ。
2008年、許は現在のSheinの運営企業である「南京希音電子商務公司」を江蘇省南京市で創業。最初は当時、価格が高かったウェディングドレスに着目、海外市場での販売を目指すが失敗。その後、レディスカジュアル全般にターゲットを変更した。2010年から「SheInside」というブランド名でスペインやフランス、ロシア、ドイツ、イタリアなどで順次ウェブ上に店を開き、中国からの直送モデルでビジネスを始める。徐々にではあるが事業は拡大し、2014年の段階で年間販売数量は500万着に達した。

2015年、名称を現在の「Shein」に変更し現在に至り、2022年でH&MとZARAの売上を抜いているとみられます。

2022年は240億ドル(3兆5400億円)に達する見込み。
※ZARA(ザラ)が195億8,600万ユーロ(約2兆5,265億9,400万円)
※H&Mが約2兆7,000万円

 

そして今や当たり前になったD2Cブランド(「製造者がダイレクトに消費者と取り引きをする」)でリアル店舗を一切もっていないのも特徴です。

冒頭にて説明したPOPUPも一切店頭で販売せず、ECサイトで購入する方法をとってます。
ここが【SHIEN】の凄いところで、店舗で在庫を持つと余計な在庫運搬費検品等紛失のコストやリスクが発生します。

そのリスクを家賃を差し引いても採算がとれるのだから凄いんです!

今話題の【SHEIN】の売れ筋ランキングは↓でチェック出来ます。

何でそんなに【SHEIN】って安いの???

今までのH&MやZARAの比ではないくらい安いんです。
だから、爆買い出来ちゃうんです。

そして、他のファストブランドよりも安いのに売上がとてつもないんです。

トップス類は数百円台が当たり前、スカートやパンツ、ワンピースなどは1000円台、高めのものでも2000円台までがほとんどである。アクセサリーや雑貨類は数十円台の商品も少なくない。一部のドレスなどを除いて、単価3000円を超える商品は少ない。

ここで、とんでもない方法で【SHEIN】の売上や安さの仕組をお伝えしたい。

  1. AIを活用し、世界で「売れる商品」を特定する
  2. それらの商品を多品種、小ロットで素早く生産し、「試し売り」を繰り返す
  3. 究極のコストカット
  4. 徹底したSNS戦略

この4つが【SHEIN】を爆発的な知名度に押し上げた要因とも言えます。

まず、①がAIを活用とありますが、自動的にSNS(Facebook,TikTok,Instagram)や個人ブログ等もくまなく網羅し、その傾向を自動で分析。
そうした情報を社内のデザイナー数百人が精査し2日〜3日で生産するという。

②はこの売上規模ではほとんどみられない、まず【100着生産】をして、ある一定期間で30着売れたらリピートするというのだ。
※リピートと言うのは再生産

なぜこのような仕組みが可能かというと、【SHEIN】の本社の車で数時間以内に300社〜400社くらいの生産工場がありクイックにコミュニケーションが可能な為なんです。

さらに凄いのが生産するまでに5日でリピートして2週間もあれば売れ筋が大量生産される。
他のファストファッションブランドだと一度に大量生産してコストを下げているので、そもそも方法が違うんです。

よく日本でもガールズブランドが(109とかルミネエスト)とかで売っているブランドも中国から仕入れてるので、中国から輸入→倉庫検品→発送なのでスピード感がまったく違いますよね。

さらに、【SHEIN】はこれらを工場にシステムを入れていて自動でやると言うのだから驚きです。
100着生産はいわば試し売りなんです。

その為、現在では毎日3,000点〜5,000点が毎日UPされており、ヒット率は脅威の50%になるんです。
100着だとこの規模の企業だとリスクにならないのです。
普通この規模だと1アイテム1万〜発注ですからね。

これを実現するには【SHEIN】は凄い事をやっているのです。




 

小ロットの秘密

小ロットはファッション業界でこの上代(価格)では到底実現不可能なんです。
しかしそれを実現するには驚くべき方法を【SHEIN】はとったのです。
その方法とは、100着のリスクを【SHEIN】が取ったのです。
そのリスクとは、採算が合わない部分を【SHEIN】が負担し、パターン(型紙)を【SHEIN】で引き受け、通常支払も60日〜90日の所を工場の貢献度に合わせて即日払いにしたんです。
工場にとっては、即入金してくれるし大量発注も出来てパフォーマンス向上になるわけです。
仮に100着で売れなかった場合は、【SHEIN】にとって赤字になるが100着の赤より大ヒット商品を産んだ方が利益が爆上がりするという訳なんです。
続きは後半で。
ご愛読有難う御座いました!
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